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きっと大丈夫 〜ろりぽっぷ子だもの〜

あおぞら 833号【年長最終号】 2012年3月16日

今朝はウグイスの初鳴きを聞きました。いつもより遅い春の歩みですが、足音は確実に近づいているようです。19日には年長組64名がろりぽっぷを巣立ちます。今年度は震災、放射能の心配と私達の生活も翻弄されましたが、救いは子ども達の笑顔でした。この子たちの健康と安全を守らねばと思いを強くした1年でもありました。
さて、卒園を間近に控えたある日年長児たちと話す機会がありました。小学校へ行くのに何か心配なことある?と問いかけてみました。いくつもの手が挙がりました。「給食ぜんぶ食べられるかなぁ」「国語とか算数とかちゃんとわかるかなぁ」「友だちできるかなぁ」「いじめられたらどうしよう」などなど、心配事は切実で 、小さな胸は不安で一杯な様子でした。そこでみんなで知恵を出し合い対策を考え合いました。もちろん私からもアドバイス。1人っきりで小学校へ進むお友だちは15人、心細い気持ちはよくわかります。前後左右のクラスの子にまず自分から声をかけてみよう。いじめっ子がいたら、いやな事はいやとはっきり言おう。やめてって声に出して言おう。勉強は先生のお顔をじっと見て、話しを聞こう、そうすればわかるからなどなど…。でも、みんなだったらどんな時も、どんな事があっても大丈夫。いろいろな力を身につけたのだから。今年は特にグループで力を合わせてやりとげる経験をたくさん積み重ねてきました。自分の思いを出しながらみんなの気持ちも大事にし、折り合いをつけて着地点を見つけるという難しいことにもチャレンジしました。そうそう天下の上野動物園で自由行動をやってのけたのだもの。
日々、友だちとどうしたらうまくやっていけるか、人として大事なことを学んできた子どもたち。人は一人では生きられないものです。誰かとふれ合いながら生きていく中で、相手の気持ちや心の痛みを分かってあげられる人になってほしい、きっとなれると信じています。やわらかい感性と思いやりに溢れていた64人の年長さんと共に過ごすことのできた私達は幸せでした。共に遊び、共に笑い、涙してきた私たちは、子どもたちのやさしさに勇気づけられ、なぐさめられ、喜びをたくさん分けてもらいました。これからも子どもたちが訪れた時、ひとりひとりの良さをだ誰よりも知っている私たちスタッフが、いつでも抱きしめてあげたいと思っています。

年長組のお友だち、卒園おめでとう そして さようなら。

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